2013年09月24日
楽天イーグルス-日本ハムファイターズ戦
昨日まで、札幌ドームで行われていた、楽天イーグルス-日本ハムファイターズ戦ですが、3-0で勝ち越しという結果となりました
この優勝へ向けて盛り上がっている状況で3タテとは
初戦は7-3で勝利
先発は、連続シーズン25連勝中&開幕から21連勝中で、さらなる記録更新を目指すマー君
この試合、3回ヒットと四球2つで2アウト満塁とした場面で陽選手にタイムリーを打たれ先制を許しますが、失点は3回のその1点に抑えるさすがのピッチングを見せてくれました
投球回8回の内、三者凡退が5回、1塁残塁が1回、2塁残塁が1回と圧巻でした
ただ、今回の失点は今シーズン初めて満塁の場面から許したもので、惜しいと思ってしまいます(^^;)
もちろん、今まで満塁の場面で無失点だったことの方が異常だったというのは分かるのですが…
ともあれ8回を投げて4安打2四球1失点と素晴らしい内容でした
結局、開幕22連勝を決め、
連続シーズン26連勝
単独シーズン22連勝
と世界記録を更新しました
加えて、岩隈投手の持つ球団最多勝利数も更新です
ちなみに、勝敗なしの試合を挟まない「15戦15勝」はダイエーの斉藤投手と並ぶタイ記録だそうです。
継投は、9回斎藤投手→9回途中長谷部投手でしたが、2四球とその後の2連打で2点を失いヒヤッとさせられたものの、勝利を決めてくれました
対して打線ですが、序盤吉川投手を攻めあぐねていましたが、1点を取られた直後の4回挟殺プレーでのミスで同点とすると、枡田選手のタイムリーで逆転に成功しました
そして、7回にもバックホームの悪送球から1点を追加し、田中投手にとっては安全圏といえる2点リードとしました
吉川投手、敵ながら本当に気の毒に思ってしまいます(^^;)
その吉川投手降板後の9回にも打者一巡の四球とヒットで4点を挙げ、試合を完全に決めました
田中投手登板時の援護力はまだまだ健在です
そして、この試合でマジックを「6」としました
2戦目は15-1で勝利
先発は、前回素晴らしいピッチングを見せたものの勝ち星を挙げられず、今回こそ3勝目を目指す辛島投手
この試合、本人は「調子はあまり良くなかった」と言っていましたが、ストレートも変化球も上手く制球されていて、5回に四球とヒットで1点を失ったものの、その他の得点圏にランナーがいる場面では粘り強く投げていました
結果、7回を投げて6安打2四球1失点と素晴らしい投球内容でした
継投は、8回小山投手→9回福山投手でしたが、どちらも3人で「0」に抑えてくれました
対して打線ですが、大爆発
星野監督が「もう誰が打ったか覚えていない」というように、打ちも打ったり17安打15得点
4月の17得点に次ぐ、今シーズン2番目の得点でした
中でも光っていたのは、3安打猛打賞5打点の活躍をした銀次選手と同じく3安打猛打賞で25号ソロHRを放ち4打点のAJ選手でしょう
9月前半不調だった銀次選手の復調は頼もしい限りですし、マギー選手と同様ホームラン王争いを楽しませてくれているAJ選手に一発が出たのも嬉しい限りです
そして、この試合でマジックを「5」とし、CS進出を決めました
3戦目は5-0で勝利
先発は、前回予告先発されていたものの台風で登板が流れ、今回こそ先発初登板となった宮川投手
この試合、打たせて取るピッチングが光り、5回までノーヒットノーランのペースで日ハム打線を抑え込んでいて、初先発でノーヒットノーランも…と少し期待を抱かせてくれましたが(球数が多いと思っていたので「少し」でした(^^;))、6回陽選手にヒットを浴びてしまいました
この6回は2アウト1・3塁とピンチを招きましたが、しっかりと後続を抑え、結果7回を投げて1安打5四球無失点と四球が多かったものの十分素晴らしいピッチングを見せてくれました
先発初勝利おめでとうございます
AJ選手が「低く低く」と声をかけてくれたという話なんかはチームの雰囲気の良さを感じさせてくれます
そして、星野監督の「将大が投げているのかと思った」という言葉、幾分は冗談交じりではあるでしょうが、最高の褒め言葉ではないでしょうか
継投は、8回金刃投手→9回青山投手でしたが、9回にヒットとエラーも絡み2アウト2・3塁のピンチを招くものの、最後は稲葉選手を三振に打ち取り「0」で抑え、16度目の零封勝利を決めてくれました
対して打線ですが、序盤3回聖澤選手の四球を皮切りに木佐貫投手のフォークを上手く打ち込み、銀次選手とAJ選手のタイムリーツーベース2本で一挙4点を奪いました
その後、6回には伊志嶺のプロ初HRとなる1号ソロHRで追加点を挙げ、ダメ押しとしました
7・8・9回に三者凡退で抑えられてしまったのは残念でしたが…
そして、この試合でマジックを「3」としました
今日からは、西武ドームで西武ライオンズとの3連戦
このカードで優勝が決まるのではないでしょうか…いや、決めて欲しいですね
フロント 木浪