2015年01月10日

鏡開き



明日1月11日は【鏡開き】が行われる日ですねface01

【鏡開き】とは、正月に神仏に供えた鏡餅を食べる行事ですが、鏡餅には神様が宿っていて、それを食べると力を授かることが出来ると言われ、無病息災や家内安全を願ったりもしますface06
ただ、餅を食べるにあたり、刃物で切るのは切腹を連想させて縁起が悪いということで、木槌や手で割ってから食べるようになったそうです。

また、鏡餅を食すことを「歯固め」といって、硬いものを食べて歯を丈夫にして長寿を祈るものでもあるようです。

そして、割って食べるのに、「割り」ではなく「開き」という言葉を使っている点ですが、「割る」という言葉は忌み言葉だそうで、「鏡割り」ではなく【鏡開き】となったとか。
そういう気遣いというか言葉を気にするところは、日本らしくて良いと思いますface12

私がまだ子どもの頃は、正月に飾った小さな鏡餅を割ったり、直接焼いたりして食べた記憶がありますが、最近は鏡餅の形をした入れ物の中に小分けされた餅や餅そのものが入っている商品があるので、いわゆる伝統的な【鏡開き】は縁遠いものとなっているかもしれませんね…(^^;)
みなさんはいかがでしょう?

フロント 木浪  


Posted by 丘のホテル at 09:00Comments(0)丘のホテルブログ