2020年01月17日

阪神・淡路大震災から25年



今日で阪神・淡路大震災から25年が経ちます。

平成7年1月17日、午前5時46分という朝も早い時間に震度7というまさに激震が近畿圏を襲いました。
被害は甚大で、6000人以上の死者、40000人以上の負傷者が確認され、関西には強い地震は来ないという安全神話が崩壊しました。

今でも、朝のニュースを見た時驚いたことははっきりと覚えています。
高速道路がねじれたような形で倒壊していたこと、街のところどころで火の手があがり黒い煙が立ち上っていたことは忘れられません。

9年前の東日本大震災と異なり津波こそありませんでしたが、耐震・免震という意識が希薄だった頃の激震ということ、携帯電話やSNSなど連絡手段が普及していなかったこと、被災した方々がどれほど不安な気持ちだったかと思うと言葉がありません。

この大震災の後、ハイパーレスキューが創設されたり、知事以外自衛隊の要請ができなかった点を変更したり、鎮魂と追悼・街の復興を祈願して【神戸ルミナリエ】が開催されるようになったりしたことは有名だと思います。
阪神・淡路大震災での教訓がなかったら東日本大震災でどれほどの被害になったか、ゾッとします。

また、イチロー選手がまだ在籍していたオリックス・ブルーウェーブが『がんばろうKOBE』をスローガンに、平成7年、8年とパ・リーグ連覇を成し遂げた事は、当時それほど野球に興味がなかった自分にとっても本当に感動的なものでした。

あの大震災から25年、お亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

フロント 木浪  


Posted by 丘のホテル at 09:00Comments(0)丘のホテルブログ