2015年05月13日
マリンピア松島水族館が閉館
仙台国際ハーフマラソンが仙台市内で開催された5月10日、松島町のマリンピア松島水族館が地元住民や大勢のファンに見守られながら88年の歴史に幕を下ろしました
松島水族館のスタッフの方々の中に友人がいるという、釣りと海産物をこよなく愛するフロントスタッフがおりまして、最後松島水族館へ行くというので、撮った写真を借りて記事に載せたいと思います
当日は開館の前から入場口に長い行列ができ、アシカのラストショーなどは人が多すぎて階段まで見物人がいたそうです
また、「水族館のおもいで博覧会コーナー」や「アザラシの体臭を体験しようコーナー」などにも多くの方々が足を運んでいたそうです
そして、閉館時にはスタッフの方々が来館者をお見送りしてくれたそうなのですが、来館者・スタッフどちらにも涙ぐむ人がいたとか
閉館5分前
お見送りをするスタッフの方々
なお、水族館近くに串焼きのお店があるのですが、そのお店の方が「最後まで水族館に付き合う」といい、19時過ぎても営業をしていたそうです
そのお店のツブ貝↓
松島水族館は、1927年4月開業の水族館でしたが施設の老朽化などを理由に閉館することになりました。
県の内外から存続を望む声が多数寄せられたそうですが、松島は特別名勝のため建築上のさまざまな制限があり、リニューアルがかなわなかったようです。
今後は7月に開業する【仙台うみの杜水族館】と業務委託を結んで、飼育する魚類や動物を移動の上、飼育業務の管理を行うとのこと
宮城県内のニュースでは結構前から取り上げられており、親子2代、あるいは3代にわたって水族館に行っていたという方々が最後に一目見ようと足を運んでいる姿や、小さい子どもを連れたご夫婦が自分も子どもの頃…というエピソードを語っている姿を見て、松島水族館が永く愛されていたことが感じられましたね(^^)
マリンピア松島水族館、その運営に携わってきた方々、今までお疲れ様でした。
フロント 木浪
Posted by 丘のホテル at 09:25│Comments(0)
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