2018年09月20日

彼岸の入り



今日9月20日は彼岸の入りです。

ご存知の方も多いとは思いますが、彼岸は雑節の一つで、<春分の日>・<秋分の日>を中日として前後各3日を合わせた各7日間のことを言います。

「国民祝日に関する法律」には、<春分の日>は「自然を讃え、生物を慈しむ」とあり、<秋分の日>には「先祖を敬い、亡くなった人を忍ぶ」とあります。

そして、この彼岸ですが、由来は昔のインドから来ていて、日本では平安時代から行われている習慣だそうです。
そもそも極楽浄土は西の遙か彼方にあると考えられていて、春分と秋分には太陽が真東から昇り、真西に沈むことから、真西に沈む太陽を礼拝する事で遙か彼方の極楽浄土に到達する事が出来るという信仰が元になっているようです。

また、一般的にはお墓参りをしてお墓の掃除をしたりお供えをして過ごしますが、日本で彼岸に供え物として作られる「ぼたもち」・「おはぎ」は、彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来するのだとか。

私もスケジュール上お墓参りをすることはできませんが、今年もご先祖様に想いをはせたいと思います。

フロント 木浪  


Posted by 丘のホテル at 09:00Comments(0)丘のホテルブログ