2022年02月08日

奇祭【米川の水かぶり】が開催されます



さて、明後日2月10日、登米市で奇祭【米川の水かぶり】が行われます花丸

この【米川の水かぶり】は宮城県登米市東和町米川に古くから伝わる、800年以上の歴史と伝統を誇る火伏せの行事で、国のicon12重要無形民俗文化財icon12に指定されていますface12

また、全国的にも有名な奇祭ということで、毎年多くの観光客が訪れており、2019年11月には、”男鹿のナマハゲ”などともに「来訪神 仮面・仮装の神々」としてユネスコ無形文化遺産に登録されることが決まり、全国的なニュースにもなりました。

この祭りでは、毎年2月の初午の日の朝、厄年を迎えた人を中心とした五日町地区の男たちが、顔にかまどのすすを塗り、藁装束を見にまとい、大慈寺境内にある秋葉大権現に火伏せを祈願します。その後、お神酒を頂いて神の使いとなった一行は、奇声をあげて各家庭の屋根に向かってバケツやおけの水をかけながら町中を南から北に走り抜けます。
初午の日以外に水かぶりをしてはならないとされ、また、水かぶりの一行が通り過ぎるまでは色の付いたものを食べることが禁じられていて、これを破ると火事が発生しやすくなると伝えられているようです。
そして一行が通りかかると、町内の人々は装束の藁を引き抜き、我が家の屋根に上げて火伏・魔よけのお守りにするのだそうです。

しかし、今年も新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から水かぶり行事のみの開催となり、その他のイベントは行われないそうです。

もともと地区以外の人が参加すると火災が起こるという言い伝えがあるため、参加はできず、見学のみの行事でしたが、興味のある方は新型コロナ対策をしっかりとして見に行ってみてはいかがでしょうか。

フロント 木浪


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Posted by 丘のホテル at 09:00Comments(0)丘のホテルブログ