「丘のホテルのホッと通心」

昨日まで京セラドームで行われていた、楽天イーグルス－オリックスバファローズ戦ですが、２－１で勝ち越しという結果となりました

私はこの3戦とも映像では見ることはできず、楽天イーグルス公式サイトの＜一球速報＞を見ていただけでしたが、6カード連続勝ち越しを逃した後に、また、オールスター前に再び勝ち越しを決めることが出来て良かったと思います(^^)

初戦は１－０で勝利
先発は、今シーズン初先発で初勝利を目指す長谷部投手
この試合、2回と5回に得点圏にランナーを進めるものの危なげなく切り抜け、結果6回を投げて3安打無失点と、前回・前々回に続き、本当に素晴らしいピッチングを見せてくれました
残念ながら今回勝ち星は付きませんでしたが、前回・前々回のピッチングと合わせて、今後期待大です
継投は、7回小山投手→9回ラズナー投手でしたが、小山投手は四死球がありながらも上手くまとめて、そしてラズナー投手は三者三振で、それぞれ「０」に抑え、今シーズン11度目の零封勝利を決めてくれました
対して打線ですが、序盤・中盤と得点チャンスを作りながらも、井川投手の粘り強いピッチングの前に得点には至りませんでしたが、最終回、途中出場の枡田選手が２号ソロＨＲで先制をするとそのままそれが決勝打となりました
枡田選手はずっと不調でしたが、11日の日ハム戦で１号ＨＲを放ってからは調子を上げているように感じます
これからの活躍に期待ですね
そして、得点には結びつかなかったものの、銀次選手が4打席1四球3安打の猛打賞
いや、ホント凄いの一言
規定打席に届きさえすれば、首位打者イケますね

2戦目は４－１で勝利
先発は、いまだ負け無しで、13勝目を目指すマー君
この試合、序盤いつものように、ランナーは出すものの要所を締めるピッチングをしていましたが、3回ツーベース→送りバントで1アウト3塁とされたところで、安達選手に先制タイムリーツーベースを放たれ1点を失いました
この失点で、連続無失点イニングの記録が42でストップしましたが、その後大きく崩れることもなく、5回から9回までは3人で抑える圧巻のピッチングを見せ、1四球1失点で完投
13勝目をあげ、連勝記録を17、開幕からの連勝記録を13としました
防御率はさらに下げて1.22です
たった1点、というと語弊があるかもしれませんが、たった1点を失って騒がれる(しかも惜しいという方向に)というのは、何と言うか…言葉になりません(^^;)
それに、記録が途絶えても(少なくとも表向きは)動揺なく最少失点で抑え、防御率が下がっているとは…
対して打線ですが、序盤はディクソン投手の前に攻めあぐねていましたが、1点ビハインドの5回連打と四球から1アウト満塁とすると、島内選手が2点タイムリーを放ち逆転に成功
その後も6回2アウト1,2塁からの松井選手のタイムリー、8回1アウト満塁からの島内選手の犠牲フライと追加点を重ね、田中投手を援護しました
この4点の内、「意外性の男」島内選手が3点をあげたわけですが、島内選手は何やら良いところで打ってくれている印象が強いです
そして、1週間ほど休んでいた松井選手が猛打賞
これは嬉しいですね(^^)

3戦目は０－３で敗北
先発は、3連勝中で4勝目を目指す川井投手
この試合、持ち味である制球に苦しみ、初回から連打と四球で2点を失うと、3回先頭打者の李選手にソロＨＲを浴び、4回で降板となり、3回を投げて被安打6・失点3という結果でした
継投は、4回ケニー・レイ投手→7回斎藤投手→8回宮川投手でしたが、それぞれ「０」と素晴らしい投球
中でも、先月末に入団会見をし、二日前に登録されたばかりのケニー・レイ投手は、5回6回に得点圏にランナーを背負いますが、粘り強いピッチングで切り抜けてみせてくれました
ストレートのコントロールに自信があるということなので、今後楽しみです
斎藤投手と宮川投手もそれぞれ2三振と調子が良さそうで何よりです
対して打線ですが、金子投手の前に3安打無得点、2回以外ほとんどノーチャンスというまさに沈黙状態で完封負けを喫してしまいした
2回の四球＆ヒット＆暴投のチャンスに得点していれば、もう少し結果も変わっていたかもしれませんが…
それにしても、今シーズンの楽天打線を相手に11奪三振とは、敵ながらさすがです

次戦は、オールスターゲームをはさみ、24日北九州市民球場、25日ヤフオクドームでのソフトバンクホークスとの2連戦になります
山場となる夏に向けてコンディションを整え、後半戦も首位のまま突っ走って欲しいですね

フロント　木浪