2017年02月10日
奇祭【米川の水かぶり】が開催されます
明後日、登米市で奇祭【米川の水かぶり】が行われます
この【米川の水かぶり】は宮城県登米市東和町米川に古くから伝わる、800年以上の歴史と伝統を誇る火伏せの行事で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています
ニュースで見たことがある方もいらっしゃるかと思いますが、全国的にも有名な奇祭で、毎年多くの観光客が観覧しに訪れています。
この祭りでは、毎年2月の初午の日の朝、厄年を迎えた人を中心とした五日町地区の男たちが、顔にかまどのすすを塗り、藁装束を見にまとい、大慈寺境内にある秋葉大権現に火伏せを祈願します。その後、お神酒を頂いて神の使いとなった一行は、奇声をあげて各家庭の屋根に向かってバケツやおけの水をかけながら町中を南から北に走り抜けます。
初午の日以外に水かぶりをしてはならないとされ、また、水かぶりの一行が通り過ぎるまでは色の付いたものを食べることが禁じられていて、これを破ると火事が発生しやすくなると伝えられているようです。
そして一行が通りかかると、町内の人々は装束の藁を引き抜き、我が家の屋根に上げて火伏・魔よけのお守りにするのだそうです。
当日のスケジュールは
08:00頃~ 水かぶり宿にて藁装束の準備(見学可)
10:00 開会式(大慈寺境内)
10:10 横山火伏獅子舞(火伏行事友情出演)
10:30 水かぶり出走
11:00 神楽公演(石越町・長下田神楽、中田町浅水・日高見流浅部法印神楽)
12:30頃 終了
となります
詳細はこちら
◆開催日/平成29年2月12日(日)
◆時間/10:30~12:30
◆場所/登米市東和町米川五日町地区
◆料金等/無料
◆交通/三陸自動車道・登米東和ICより車で約15分。
◆登米市HP(観光・物産情報)/http://www.city.tome.miyagi.jp/kankou/top.html
◆登米市観光物産協会HP/http://www.tome-city.com/
◆お問い合わせ/東和総合支所市民課 0220-53-4111
地区以外の人が参加すると火災が起こるという言い伝えがあるため、参加はできないそうですが、見学は可能ということなので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか
フロント 木浪
Posted by 丘のホテル at 09:41│Comments(0)
│丘のホテルブログ